ジャマイカ・ムーン/ミルキィ・ウェイ

 この曲はニック・デカロが作曲した”Under The Jamaican Moon”のカバーで彼の”Italian Graffiti”というアルバムの一曲です。このアルバムがAOR (Adult Oriended Rock) の元祖とか言う人がいますが、どうなんでしょう。私個人的にはオリジナルよりこっちのカバーの方が出来が良いと思ってます。ミルキィ・ウェイというのは信田一男(kyd,vo)と松下誠(g,vo)という二人の有能なスタジオ・ミュージシャンが作ったバンド(?)でアルバムはこの”SUMMER TIME LOVE SONG”一枚限りです。この曲以外にもパーシーフェイスでお馴染みの「夏の日の恋」アントニオカルロスジョビンの「波」ナベサダが作曲し出門英が歌った「白い波」等全9曲、選曲も素晴らしい。

全般的に爽快感のあるコーラスまたは斉唱で、この夏の暑さに閉口している諸兄にはお勧めです。木陰でビールでも飲みながら昼寝するのにピッタリぢゃないでしょうか。 ジャケットは浅田慎平撮影だそうですが、真夏にゴロワーズというのは何だか暑苦しい感じがするのは私だけ?

爪/ピーター

知らずにこのジャケットを見た人は、ピーターだと気づかないんぢゃないでしょうか。

このアルバムに興味を持ったのはまずジャケットの良い事。ジャケ買いという言葉がありますが、ジャケットの良いCD、レコードはやはり内容も良いようです。次に伴奏がショーロであること。ブラジルの古典的音楽形式であるショーロを継承している田嶌道生氏がメインの伴奏とアレンジを担当しています。

最近はボサノバから入ってブラジル音楽をあれこれ摘み食いしてます。毎週日曜日17時から17時55分迄、滝川クリステルがDJやってる「サウジ・サウダージ」(J-WAVE)を聞いて勉強していますがポルトガル語はやはり意味不明で中々奥に進めません。滝川クリステルはお・も・て・な・し、だけかと思ってましたがポルトガル語も出来るんでしょうか?時々歌詞の意味を説明してくれてます。

「私が愛した女たち」と題されたこのCDには、ピーターの敬愛する越路吹雪とのデジタルデュエットで「誰もいない海」、テレサ・テンとのデジタルデュエットで「つぐない」。デビュー曲の「夜と朝のあいだに」の新バージョンもあります。その他全12曲、良い選曲だと思います。その中で一曲選ぶのは難しいところですが、私の趣味で平岡精二 作詞・作曲の「爪」を選びました。これは確かに名曲です。全体に月並みな表現ですが、退廃的、耽美的な雰囲気が漂っており、ガキが入り込めない世界が出来上がっています。

二十才の頃/かまやつひろし+なかにし礼+安井かずみ

tokyo_bossa_nova_lounge.jpg晩年ムッシューかまやつの通り名で親しまれた、かまやつひろし氏がお亡くなりになりました。彼はスパイダースの頃から色々良い歌を作曲してきましたが、これは珍しく、なかにし礼と安井かずみの共作詞に彼が曲を付け、3人で歌っています。この3人のメンバーから予想されるように、決して建設的な話にはならず、全体的にテレェ~としたボサノバ風味に仕上がってます。多分歌の中でムッシュはゴロワーズを吸っていたんでしょう。

尚「ムッシュー / かまやつひろしの世界」というベスト盤にもこの曲が入っていますが、今井美樹とのデュエットでオリジナルではありません。この歌はシングルカットされていない事もあり、現時点ではこのオムニバス盤しか音源が無い模様。

ムッシュの話で覚えているのは、ロッドスチュワートが来日した時にムッシュは最前列で見ていました。舞台でロッドスチュワートがスタンドマイクをブルブル、グルグル振り回すので、カッコ良いなあ、でも力あるなあ、と感心したんですが、終演後に舞台に忍び込んでそのマイクスタンドを持ってみると異常に軽い事に気づいたそうです。ロッドスチュワートが特注したようで、これなら振り回せると自分も似たようなものを作ったという話をしてました。
(矢沢永吉のスタンドマイクの重量を図ってみたいものであります。)

いろは替歌

いろは歌は、ご承知のとおり、かなのの47文字を全て使い、重複することなく作った一つの歌です。

いろはにほへと
ちりぬるを
わかよたれそ
つねならむ
うゐのおくやま
けふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせす

漢字かな交じり文にするとこうなるでしょう。

色は匂へど
散りぬるを
我が世たれぞ
常ならむ
有為の奥山
今日越えて
浅き夢見じ
酔ひもせず

昨夜TVを見ていたらバカリズムが作った二つのいろは歌替歌を披露してました。
これは珍しいと思ったので、その替歌を記録しておきます。

【其の一】
あみたいつを はき
えひめや ならの ちへ
さまよう ろけ する
ゆゑに くそもれて
おしり ふかぬ
せんむ と ねこ
ほわゐ

【其の二】
へい ろりこんたち きけよ
ひまなら やすみを あわせ
もうふ ほして
ぬるめの おゆに つかれ
そとは さむくねえ
ゐゑ

出来が良いとか悪いとか色々ご意見はあるでしょうが、いろは替歌を二首も作ったという事は凄いです。
真似できません。

ごあいさつ

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ごあいさつ
高田渡

新ブログをやっと作る事ができました。
約6年間の中断でした。
という訳でやはり最初の記事は谷川俊太郎作詞のごあいさつです。