今こそ韓国に謝ろう/百田尚樹著

昨今韓国の反日姿勢が勢いを増し、日本に対し数々の賠償や謝罪を要求しています。これに対し著者は韓国を怒らせたのは我々の責任であって、ここは素直に謝ろうと言っています。

では何を謝るのか。我々の祖父は韓国が日本に併合されていた35年間におびただしいお金と労力をつぎ込んで;
・学校を建てて子供たちを教育し
・工場やビルを建てて近代的産業を発達させ
・鉄道や電気を全国に張り巡らせ
・全国の禿山に植林し
・荒れ地を耕して耕地面積を倍にし
・朝鮮人の人口と平均寿命を二倍にした

「それは良い事をしたのでは…と思われるでしょうが、実はそれこそが問題だったのです。それらは私たちの父祖が、朝鮮人の意向も聞かずにやった事でした。私たちの父祖が良かれと思ってしたことは、彼らにとっては全て『余計なおせっかい』だったのです。」

ハード面だけでなく、ソフト面にも日本は余計なお節介をしています。「韓国は日本が朝鮮から『七つのものを奪った』と主張しています。俗に言われる『七奪』です。韓国の高校の指定教科書には次のように書かれています。『日本は韓国から大切な七つの物を奪った世界でも類を見ない悪辣な帝国主義者である』」。その七つとは「主権」「国王」「国語」「人名」「姓名」「土地」「資源」。しかし「七奪」は全て嘘です。例えば姓名。実際には日本人が戸籍を作り姓、すなわち名前を彼らに与えたのです。それまで名前の無かった女性にも名を与えました。また無理やり日本風の名前に変えさせたという誤解がありますが、当時の朝鮮総督府は日本風の名前を禁じています。しかし日本風の名前がカッコ良いと思って日本風にした人が沢山いたようです。本書は、その他も全てこの調子で韓国の嘘を論破しています。

このような日本人の「蛮行」により朝鮮はたった35年間で農業国から工業国へと転換し近代国家の仲間入りをしたといっても過言ではありません。もし日本が余計なお節介をしていなければ朝鮮半島は不潔で常に飢餓の恐怖に怯え、貨幣もない世界最貧国で、とても文明国とは言えない状況のままだったと思われます。

最近、本書がベストセラーになったことを聞きつけ、韓国の某出版社が韓国語訳出版を打診してきたそうです。中身を読みもせず書名を鵜呑みにして一儲けしようと思ったのでしょう。著者は韓国語訳を作り、ネットにアップして誰でも只で読めるようにしたいと言っています。日本人と韓国人にこの35年間に朝鮮半島で何があったのかを知ってもらうためです。

その他、最近厄介なのが「ウリジナル」です。朝鮮語で自分を表すウリとオリジナルを交ぜて「韓国発祥」という意味にしています。例えば「茶道は韓国が発祥」、「華道も歌舞伎も韓国が発祥」。花見のシーズンになると必ず「染井吉野の発祥は韓国」と言い出します。これら全て根も葉も無い嘘で、日本人はまともに取り合おうとしません。しかし、これが問題なのです。「空手のルーツは韓国のテコンドー」という嘘をIOCへのロビー活動(実弾攻撃有)で執拗に刷り込んだため、IOCは韓国の言い分を認めました。東京オリンピックでは空手もテコンドーも五輪競技に採用されていますが、今後、空手かテコンドーかという選択になればオリジナルであるとIOCが認めたテコンドーが採用され、徐々に「空手のルーツはテコンドー」という嘘が国際常識になってしまいます。こんな下らんと思う事でもいちいち反論していかなければなりません。

韓国とは、こんな厄介な国です。彼らの言うことは従軍慰安婦にしても徴用工にしても全部嘘です。著者の言うとおり「そしてさらば」と言いましょう。本書は文庫版で定価694円+税。お買い得です。


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