熟女B/五月みどり

珍盤・奇盤

世の中に珍盤・奇盤と呼べる曲は沢山ありますが、言うまでも無く玉石混交で全く意味不明のものから、永く後世に伝えていきたい傑作まで将に千差万別です。

熟女Bは以前のブログにも載せましたが、消えてしまいましたので再登場です。言うまでも無く中森明菜の少女Aに対する当時流行ったアンサーソングの一種です。アンサーソングは元歌に乗っかって話題性があり、取り上げられ易いのですが、その分安直に作られている場合が多く、名曲は少ないようです。当時カマキリ夫人と呼ばれた五月みどりは熟女Bに最も適切なキャスティングで歌詞もメロディも覚えやすい佳曲です。

「熟女」という言葉は現在完全に市民権を得て普通に使われていますが、広辞苑(第六版)にはありません。ネットで検索すると殆どエロい関係しか出てきません。しかし、日本語俗語辞書にはありました。

「熟女 Jyukujo
熟女とは、円熟した年頃の女性のこと。
【年代】 1983年   【種類】 -
『熟女』の解説
熟女とは円熟した年頃の女性のことで、1970年代後期に作られた造語「熟年」の派生語である。1983年には中森明菜のヒット曲「少女A」に対し、五月みどりが「熟女B」という曲を発表し、話題となる。熟女は年齢ではなく、風貌や雰囲気から区分されるため、具体的な年齢は定義されていないが、この言葉が使われ始めた1980年代初めには20代後半から40代辺りの女性を指した(これは目安であり、最近では30~50代という意見も多い)。」

なんと熟女Bが引用されています。これだけでもこの曲を後世に伝える価値がありそうです。解説では熟年の派生語とされていますが「熟女」があれば「熟男」があってもよさそうな気もしますが、聞いた事がありません。「熟男」は使い道がないが「熟女」は色々と需要があるという事でしょう。

トホホ度 ★★★☆
お笑い度 ★★★☆
意味不明度 ★★