Make It Easy On Yourself / The Walker Brothers

極私的洋楽解釈

先週の山下達郎サンデー・ソングブックで久々にこの歌が聞けました。(邦題:涙でさようなら)いつ聞いても良い曲です。

The Waker Brothers は日本でも”In My Room” (孤独の太陽)や”Land of a Thousand Dances” (ダンス天国)”The Sun Ain’t Gonna Shine Anymore”(太陽はもう輝かない)等々のヒットで覚えている方も多いと思います。この曲はバート・バカラックの作曲でジェリー・バトラーのカバーですが原曲より数段良い出来だと思います。

リードボーカルのスコット・ウォーカー(ジャケ写中央)はウォーカー・ブラザース解散後本名であるスコット・エンゲルに改名しソロ活動を開始しました。その頃、ミュージック・ライフという雑誌にスコット・エンゲルの顔がアップになっている一頁の白黒グラビアがあり、その写真を見てカッコエエーと思ったと同時に何かそれ以上のものを感じた事を未だに覚えています。三島由紀夫は「聖セバスティアヌス」という、半裸のマッチョが木に縛り付けられ弓矢で撃たれている絵を見て初めて精通したと仮面の告白に書いています。勿論私の場合はそんな大仰なものではありませんが、それを読んだ時、妙に納得した覚えがあります。