I CAME FROM 横須賀/山口百恵

先日、会社でボォーッとしてた時、ふと「山口百恵のトホホな歌を探してみよう」というナイスなアイデアが閃いた。早速探してみたが、さすがにコレというのが無い。しかし、阿木燿子作詞、宇崎竜童作曲のこの歌はそれなりのトホホ感がある。品川で彼に会うために横須賀から京急の快特に乗っている。黙って乗ってりゃいいものを途中の快特停車駅名をウダウダ歌っている。只それだけ。これまで駅名を曲名にした歌は沢山あるが、歌詞に途中の駅名を織り込んでるのは、昔の「鉄道唱歌」、猫の「地下鉄に乗って」ぐらいで、その他を検索してみても全く見つからず、その意味でも貴重です。

ところが大問題が発生しました。京急は創業120周年を記念して駅名を変更する計画を発表しています。ところが新駅名は小学生から募集して小学生が決めるんだそうです。五輪のマスコットの名前を小学生に決めさせたのを真似したんでしょう。純粋無垢な子供が決めた名前に文句は付けさせないという純真無垢でないオヤジの顔が想像されます。しかし、万一駅名が変わってしまうと、この歌が歌えなくなってしまうんです!

京急ホームページによれば「品川、京急蒲田、天空橋、羽田空港国際線ターミナル、羽田空港国内線ターミナル、京急川崎、八丁畷、京急鶴見、京急新子安、横浜、上大岡、金沢八景、京急久里浜」の乗換駅は他社に迷惑がかかり、費用負担が発生する可能性があるので変更しない。また「鮫洲、平和島、穴守稲荷、川崎大師、生麦、弘明寺、金沢文庫、神武寺、安針塚、県立大学、浦賀、YRP野比、三浦海岸」は公共施設や宗教団体があり、苦情が出る可能性があるので変更しないようです。

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百恵ちゃんが歌っているのは「横須賀、汐入、追浜(おっぱま)、金沢八景、金沢文庫、上大岡、井土ヶ谷、日ノ出町、横浜、鶴見、川崎、品川」で、汐入、井土ヶ谷、日ノ出町、金沢文庫が変更対象となっています。その他にも雑色とか青物横丁、景気の良さそうな黄金町等々、変更して欲しくない駅名が多々あります。

京急120周年を取り上げたタモリ倶楽部では鉄オタの座談会で駅名変更が取り上げられ「品川より南にあるのに北品川はおかしい、変更すべきという意見があるが、これは旧品川宿の北端に駅が出来たので、北品川と命名された。」という蘊蓄が披露されました。こんな由緒ある駅名をそこいらのガキに「何とかプラーザ」だの「何とかセンター」などとカタカナ交じりのおかしな名前に変更されては、駅周辺の住民は泣きそうになるんぢゃないでしょうか。京急沿線にお住いの方はまだ間に合います。駅名変更反対運動を盛り上げましょう。

トホホ度 ★★★☆
お笑い度 ★★☆
意味不明度 ★★★

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