茅ヶ崎心中/藤竜也

藤竜也を始めて認識したのは「時間ですよ」に毎回出てくる篠ひろ子の居酒屋。カウンターの隅でいつも何も言わずサングラス姿で飲んでいて、篠ひろ子ママと何かありそうな無さそうな雰囲気を醸し出していました。後の「愛のコリーダ」で一躍有名になりましたが、それまでは大部屋的なヤクザ、チンピラ役が多かったようです。

このEPは何と言っても横尾忠則のジャケットが素晴らしい。「茅ヶ崎心中」という大仰なタイトルがついてますが、これが返って横尾忠則のヤル気を出させたのか、イメージピッタリのジャケットになっています。

歌は上手いとは言えませんが、語りをどう評価するか難しいところです。語りの冒頭「心をあわせると書いて心中と申します。」と言ってますが「中」を新漢語林を引いてみると字義として「あたる」、「あてる」とあるので、この事を言っているようです。ちょっと無理があるような気がしますが如何でしょう?但し、用例には「心中」は載っていました。全般的に歌に比べて語りは上手いような気がします。途中「女が、女が笑っています。」の処はすこしゾクッと来ました。

トホホ度 ★★★
お笑い度 ★★☆
意味不明度 ★★★

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