スタコイ東京/菊池正夫

数ある珍盤・奇盤の中でこの歌は忘れる訳には行かないでしょう。何弁か分からない非標準語で歌われていますが、今風に言えばラップとも言えます。

問題はタイトルの「スタコイ」の意味がハッキリしない事です。ネットで検索するとなんと、WEBLIOに用例がありました。鳥取弁だそうです。
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《品詞》形容詞
《標準語》すばしっこい、立ち回りが機敏だ、手が早い、要領がよい
《用例》「あのもんは、なかなかすたこいもんだぞ」(あやつは、なかなか機敏な奴だ)
《用例》「お前はとろいけ、もうちいとすたこーならないけん」(もう少し、機敏で要領よくならなきゃいけない)
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一方津軽弁という説もあります。以下は「阿修羅♪」というサイトからの引用です。スタコイの意味を議論しています。

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私は津軽に住んでます。これは津軽弁だと思うのですが・・・
「スタコイ、スタコイ」は「たいした怖い、たいした怖い」という意味で使っています。

「~はんで」は「~なので」
ちなみに「ダッキャッダッキャ節」のダッキャは「そうだねそうだね節」という意味です。
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菊池正夫には「ダッキャッダッキャ節」という歌がありますが、ダッキャッダッキャも津軽弁だそうです。これから見ると津軽弁に軍配が上がるような気がします。後に彼は東芝に移籍していますが、東芝から「スタコイ・ポップス」というオムニバスアルバムが2枚出ています。

この2枚のアルバムは当時の東芝所属の和製ポップスを集めたものですが、それにスタコイというタイトルを付けているという事は当時は誰でも知ってる言葉だったんでしょうか?

尚、菊池正夫は後年城卓矢と名前を変えて歌った「骨まで愛して」が大ヒットになりました。

この歌は、ちあきなおみがカバーしています。彼女は引退してしまいましたが、改めて聞いてみると中々上手い歌手でした。少なくとも女性で「スタコイ東京」を歌いこなせる人は他に居ないでしょう。

トホホ度 ★★★★
お笑い度 ★★★☆
意味不明度 ★★★☆

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